No.6

オンノベ感想『女王の化粧師』(第四弾)

  こちらは以前の感想ブログに載せていた記事の転載です。

 前回よりも間が空いてしまいましたが、実はまだ吐き出し足りてなかったです、はい。
 ただ、衣替えだとか台風だとか実家に帰ってたりとかして感想書く暇がなかったのです。
 ではでは、早速追記にて語彙力崩壊な感想をどうぞ(笑

 色々書きたいことがあるのですが、今回はレオニダスさんについて書きたいなぁって思ってたりします。
 女王はキャラが沢山いるので、脇役キャラでも好きなキャラは沢山いるんですけども、レオニダスさんめっちゃ好きなんですよ~。
 まあ、最初名前見たときはちょうどFGOのバビロニアやってたお陰で、レオニダスさんが出てくるたびにあっちのレオニダスさんが脳内に出てきて困りましたが(笑

 私、化粧師としてのディアナさんがめっちゃ好きなんですね。
 んでもって、登場人物の中でディアナさんのお化粧を認めている人って結構少ないんですよ。

 まあ、ダイが生まれ育った花街の方々は置いておくとして。
 まずは彼女を見出だしたヒースさん。
 そして国章を与えたマリアージュ様。
 この二人はまあ、別格でディアナさんの化粧師としての腕を買ってますよね。
 でね、あとはティティとかこう直接国政に携わることのない人達が多いじゃないですか。
 ドッペルガムの女王であるルゥナとか、「たかが化粧師」に国章を与えたマリアージュ様を批難している。
 マリアージュ様やディアナさんの傍にいて、その仕事を常に見ているアッセですら、ディアナさんが化粧をする必要などないと思っている。
 そんな風に軽んじられるディアナさんのお化粧をね、他国の将であるレオニダスさんは手離しで褒めたんですよね。
「自慢できることは他にもいくつかありましてね。自分は美しいものを間違えない。奥さん、きれいなんですよ。世界一」
「……ご結婚を?」
「一昨年に。それから……あなたのお化粧、とてもよかった。自分は化粧について詳しくないですが、あの梟さんが女のひとに見えるって、すごいと思いましてね。妻にもいいもの見たって自慢しました」
 レオニダスは興奮からか早口だ。
 ただこの状況下で化粧を話題に選ぶ点に感心した。
 ダイは大人しく彼に耳を傾けていた。
「騒ぎすぎだって、あとで隊長たちに怒られましたが」
「それは……災難でしたね」
「でもそのとき閣下が笑って、自分に賛同してくださって……」
 柔らかい微笑みで宰相は、そうだな、と、頷いたのだという。
「あのひとがあんな風に笑うのってね、あまり、ないんですよ」

 これね、このレオニダスさんのお話。
 ここ読んだ時、レオニダスさんのことめっちゃ好きになったんですよね。
 んでもって、レオニダスさんは自分の主にとってディアナさんが大切な存在だということに気づいてたんじゃないかなと思ったんですよ。
 だからこそ、命を賭してまで守ろうとしたんだろうなって。
 そう思ってたら、BACKYARD2に掲載されている「美しいものの話」を読んでああ、やっぱりなぁって。
 つーか、ディータさんうっかり口滑らしちゃってるじゃないですか!
 そしてそのうっかり八兵衛エロ狸なディータさんの秘密をちゃんと守ってあげられるレオニダスさん!!!
 生きてて!!! 欲しかったっ!!!! ディータさんのためにも!!!
 ディータさんには、レオニダスさんみたいな人が傍に必要だったと思うんですよ!!!
 なのにもう! あの状況で「奥さん、きれいなんですよ。世界一」なんて自慢しちゃ駄目! それは俗に言う『死亡フラグ』ってやつだからーっ!!!
 うう……レオニダスさぁん……。
 ゼノさんも好きだけど、レオニダスさんのほうがもひとつ好き……。
 いつか結婚するディアナさんとヒースさんの傍に、レオニダスさんもいてほしかったよぉ……。
 ちょっと今回短いですが、そろそろ晩ご飯の準備をせねばならぬのでこの辺りで。
 今回はレオニダスさんトークでありました(笑畳む


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