2017年11月(時系列順)3件]

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オンノベ感想『女王の化粧師』(第四弾)

  こちらは以前の感想ブログに載せていた記事の転載です。

 前回よりも間が空いてしまいましたが、実はまだ吐き出し足りてなかったです、はい。
 ただ、衣替えだとか台風だとか実家に帰ってたりとかして感想書く暇がなかったのです。
 ではでは、早速追記にて語彙力崩壊な感想をどうぞ(笑

 色々書きたいことがあるのですが、今回はレオニダスさんについて書きたいなぁって思ってたりします。
 女王はキャラが沢山いるので、脇役キャラでも好きなキャラは沢山いるんですけども、レオニダスさんめっちゃ好きなんですよ~。
 まあ、最初名前見たときはちょうどFGOのバビロニアやってたお陰で、レオニダスさんが出てくるたびにあっちのレオニダスさんが脳内に出てきて困りましたが(笑

 私、化粧師としてのディアナさんがめっちゃ好きなんですね。
 んでもって、登場人物の中でディアナさんのお化粧を認めている人って結構少ないんですよ。

 まあ、ダイが生まれ育った花街の方々は置いておくとして。
 まずは彼女を見出だしたヒースさん。
 そして国章を与えたマリアージュ様。
 この二人はまあ、別格でディアナさんの化粧師としての腕を買ってますよね。
 でね、あとはティティとかこう直接国政に携わることのない人達が多いじゃないですか。
 ドッペルガムの女王であるルゥナとか、「たかが化粧師」に国章を与えたマリアージュ様を批難している。
 マリアージュ様やディアナさんの傍にいて、その仕事を常に見ているアッセですら、ディアナさんが化粧をする必要などないと思っている。
 そんな風に軽んじられるディアナさんのお化粧をね、他国の将であるレオニダスさんは手離しで褒めたんですよね。
「自慢できることは他にもいくつかありましてね。自分は美しいものを間違えない。奥さん、きれいなんですよ。世界一」
「……ご結婚を?」
「一昨年に。それから……あなたのお化粧、とてもよかった。自分は化粧について詳しくないですが、あの梟さんが女のひとに見えるって、すごいと思いましてね。妻にもいいもの見たって自慢しました」
 レオニダスは興奮からか早口だ。
 ただこの状況下で化粧を話題に選ぶ点に感心した。
 ダイは大人しく彼に耳を傾けていた。
「騒ぎすぎだって、あとで隊長たちに怒られましたが」
「それは……災難でしたね」
「でもそのとき閣下が笑って、自分に賛同してくださって……」
 柔らかい微笑みで宰相は、そうだな、と、頷いたのだという。
「あのひとがあんな風に笑うのってね、あまり、ないんですよ」

 これね、このレオニダスさんのお話。
 ここ読んだ時、レオニダスさんのことめっちゃ好きになったんですよね。
 んでもって、レオニダスさんは自分の主にとってディアナさんが大切な存在だということに気づいてたんじゃないかなと思ったんですよ。
 だからこそ、命を賭してまで守ろうとしたんだろうなって。
 そう思ってたら、BACKYARD2に掲載されている「美しいものの話」を読んでああ、やっぱりなぁって。
 つーか、ディータさんうっかり口滑らしちゃってるじゃないですか!
 そしてそのうっかり八兵衛エロ狸なディータさんの秘密をちゃんと守ってあげられるレオニダスさん!!!
 生きてて!!! 欲しかったっ!!!! ディータさんのためにも!!!
 ディータさんには、レオニダスさんみたいな人が傍に必要だったと思うんですよ!!!
 なのにもう! あの状況で「奥さん、きれいなんですよ。世界一」なんて自慢しちゃ駄目! それは俗に言う『死亡フラグ』ってやつだからーっ!!!
 うう……レオニダスさぁん……。
 ゼノさんも好きだけど、レオニダスさんのほうがもひとつ好き……。
 いつか結婚するディアナさんとヒースさんの傍に、レオニダスさんもいてほしかったよぉ……。
 ちょっと今回短いですが、そろそろ晩ご飯の準備をせねばならぬのでこの辺りで。
 今回はレオニダスさんトークでありました(笑畳む


#オンノベ感想

感想

オンノベ感想『女王の化粧師』第三幕 第四章 探索する俘虜 1

 こちらは以前の感想ブログに載せていた記事の転載です。

 こ う し ん さ れ て た -!!!
 ってことで、更新分についてちょっと叫びますね。

 尽くす男ディータさん(笑
 ゼノさんにガンガンいじられてしまえ!!(笑
 つーかなんですかもう。ディータさんスパダリ感満載ですね!
 これは結婚した後とかえらいこっちゃじゃないでしょうか。
 でれっでれじゃないですか。

 しかし、こんな甘やかされた状況にありながらも、ディアナさんめっちゃ勤勉ですよね。
 体の調子よろしくないんだから、ちゃんと休んでくださいよ~。
 湯浴みのときもディータさんとの食事のときも、何かしら身につけようとしているだなんて、勤勉すぎでしょ。

 つーか、そろそろディータさんがデルリゲイリアの女王を欲した理由、わかりますかね? わかりますかね?
 めっちゃ気になる。国章の意味とか色々考えるに、聖女絡みなのは確かなんでしょうけども。
 女王はディアナさんとヒースさんのラブの行方はもちろん気になるんですけども、この国の成り立ちとか聖女と騎士の伝承だとか、その辺の世界観設定がとにかく作り込まれていて気になるのですよ~。
 早く全ての謎が解き明かされてほしい!!

 んで! 今回の! 一番の萌えシーン!!!
 ディアナさんがディータさんの寝込みを襲っている!(誤解を招く発言)
 いや、冗談です。寝てるディータさんへのでこちゅーですよ!!!
 あと、ゼノさんの一緒に寝てやってほしい発言!
 ゼノさん、ほんと良い人……。好き……。
 はぁ……早く結婚して……。
 次の更新をお待ちしております。畳む


#オンノベ感想

感想

『女王の化粧師』 間章 全ては墓の下 1 【メモ】

 こちらは以前の感想ブログに載せていた記事の転載です。

 新年早々、女王が更新されたので読んだのですが、今回は感想というよりもディータさんの過去編なので、ちょっと個人的に自分の情報整理用です。
 私は考察等は苦手なので、本当にメモですメモ。
 但し、いつもの感想と同じく、本編のネタバレ全開なので未読の人は読まない方がよいです。

 間章 全ては墓の下 1

 タイトルからして、今のヒース=ディータさんがペルフィリアの宰相・ディトラウト・イェルニになるまでのお話なんだと思いますが。
 いっちばん気になったのは、やっぱり「ヒース」が誰の子供かってところですよね。
 ここでいう「ヒース」は本文中に出てくる、ディトラウトに慕われている「ヒース」ですね。
 マリアージュ様の父君フランツと、ヒースの父であるヘイデンの会話から、この「ヒース」は恐らくマリアージュ様のお兄さん、だと思うわけで。

 で、前々から気になって仕方がなかったディータさんの正体。
 幼い頃のディトラウトとセレネスティって、めっちゃ仲いいじゃないですか。何よりね、名前の呼び方。
 セレネスティはディトラウトをディン、ディトラウトはセレネスティをセレと呼んでいる。
 そんな風に愛称で呼び合うことは本編の中ではないんですよね。
 あと、どこだったかでディータさんがセレネスティに地獄まで共についていくみたいに誓ってるところあったじゃないですか。
 あの時のセレネスティの口調は明らかに臣下に対するもので、つまりはやっぱりディータさん≠ディトラウトってことじゃないのかなってなるわけで。

 じゃあ、あのディアナさんラブなディータさんは誰? ってなるじゃないですか。
 んで候補に上がるのはもちろん「ヒース」なんだけれども。
 この「ヒース」=ディータさんなら、マリアージュ様の血の繋がったお兄さんがディータさんということになってしまうじゃないですか。
 もしこの仮定が真実で、マリアージュ様が知ったとしたら、心底嫌そうな顔するでしょうね……(笑

 あ、いやいや、そうでなく(笑
 ここでカクヨムさんの方の女王のキャッチコピーを見てみましょう。

 『 探しにいこう。本当のあなたを。 』

 ですよ。
 この『本当のあなた』は当然ディータさんのことで。
 それはつまり、ディータさんって『ディトラウト・イェルニ』でもなく『ヒース・リヴォート』でもないってことを指しているんじゃないかと思うわけです。

 で、ここで問題となるのは、ディータさんが「自分が屠った」と言っていたヒース・リヴォートは、一体誰をさしているのか? ということ。

 そこで気になったのがこの台詞。
「ヘイデンの古い友人が、君の後見となってくれることになってね。私はその知らせを届けに来たんだ。非常に優秀な青年だから、君にとって、本当に勉強になるだろう。君とも年が近いから、きっと、仲良くなれる」
 この「ヒース」に年が近い青年=ディータさんが屠ったと言ったヒース・リヴォートなのではないかと思ったわけです。
 え? ディータさんは『ヒース・リヴォート』でもないってのはどこ行ったのかって?
 そりゃああれですよ。この「ヒース」が本当にマリアージュ様の兄ならば、『ヒース・リヴォート』ではなく『真名・ミズウィーリ』になるじゃないですか(書き方がアレですがw)

 花鶏さんがディアナさんとディータさんは結婚するしラブラブハッピーエンド♡と仰っていることからも、ディータさんがマリアージュ様の血縁ならば納得いくんじゃないかなと。
 ちょっとメモするつもりが結構長くなってる……;畳む

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